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2009年6月24日
新学習指導要領対応
日本SEPUP 研究会 公開授業・ワークショップ
新学習指導要領の必修理科内容との関連
2009年8月17日(月) 蓮田市役所
主催:日本SEPUP研究会 共催:蓮田市教育委員会
後援:株式会社ナリカ(旧中村理科工業)

日本SEPUP研究会は、「人が生きていく上で必要な判断力を、科学的思考プロセスをもって育成する」新しいカリキュラム教材の開発を行っています。今回の学習指導要領改訂ではイオンやプラスチックなど、指導内容が追加となっています。日本SEPUP研究会では必修理科の中でSEPUP教材を組み合わせて扱うと、社会との関連を感じるような授業展開ができ、子どもたちに理科を学ぶ意義を感じさせることができると考えます。今回の公開授業とワークショップでは、SEPUP教材の一部を実際に体験していただきながら解説していきます。
第一部 公開授業 約45分
「ブラックボックス」 〜 科学は君たちがつくる 〜
講師:百武三郎/日本SEPUP研究会 副会長、神奈川県藤沢市立御所見中学校 教諭
児童生徒:蓮田市内小学校5年生以上中学生16名参加
第二部 実験ワークショップ 約150分
1.新規「プラスチック」をどう指導するか
講師:藤澤隆次/日本SEPUP研究会 研究会員、千葉県千葉市立蘇我中学校 教諭
2.「水溶液と環境」の学習と実験
講師:鈴木勝浩/日本SEPUP研究会 研究会員、埼玉県春日部市立大沼中学校 教諭
場 所:埼玉県蓮田市役所3階会議室
期 日:平成21年8月17日(月)
時 間:12時45分〜16時15分(12時15分受付開始)
対 象:小中学校教員及び教育関係者(学生含む)
定 員:30名
資料代:3,000円(学生1,500円、ただし現職派遣教員除く)
問い合わせ・申込先
 こちらの申込書に必要事項をご記入のうえFAX にて申込ください。

日本SEPUP研究会・事務局 URL http://sepup.easter.ne.jp/
〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-10 株式会社ナリカ内 担当:和田・小野
TEL:03-3833-0746 FAX:03-3833-0747
注意:内容が変更になる場合がありますので、予めご了承ください。

SEPUP(シープアップ)とは・・・・
SEPUP(シープアップ)とは・・・・ SEPUP(Science Education for Public Understanding Program)とは、米国カルフォルニア大学バークレイ校で開発された科学教育プログラムです。これは科学技術を理解し、確かな情報と合理的な分析に基づき判断を下せる能力を備え た市民を育てるという視点があるのが特徴です。

日本SEPUP研究会は、この教育プログラムの日本普及を目的に2001年より活動を行っています。私たちが生きていく上で生じる様々な環境破壊や汚染などの社会問題に対して、科学的手法を取り入れて様々な実験と結果、考察を通じて、自らが解決方法を見出すことができる生徒を育てることを目的としています。生徒が一人の社会人として科学を学びながら社会に参加できるような生徒中心の教材、なおかつ、生徒と教師双方にとって学び甲斐のある教材とマニュアルをセットしたモジュールの開発を行っています。

必修理科の授業において、問題解決的な学習など多くの指導法の工夫がなされています。しかし、ほとんどの場合、最終的には「オームの法則」や「質量保存の法則」などの法則性を発見し、理解することに重点を置いた指導となっています。そのため、一つの正解があり、それ以外は間違いという考えを生徒が持ちやすいです。教科書どおりにならなかった実験結果は、間違いとして捨て去ってしまう傾向すらあります。また、生活との関連を扱うことが少ないため、生徒は理科授業で学ぶ内容や考え方が、日常生活や社会問題の解決に役立つと実感しにくい状況にあります。そこで、環境やエネルギーなどの社会問題を理解し、科学的な思考判断ができる市民に育てるという視点での理科指導が必要です。新学習指導要領には、上記の主旨が含まれており、方向性の一致をみることができます。


第一部 公開授業 13:00〜13:45
「ブラックボックス」 〜 科学は君たちがつくる 〜
児童生徒:蓮田市内小学5年生以上中学生16名参加予定
講師:百武三郎/日本SEPUP研究会 副会長、神奈川県藤沢市立御所見中学校 教諭
2006年7月公開授業/蓮田南中学校、講師:米国SEPUP公認トレーナー/オハイオ州 現行の理科の教科書と指導方法は、実際には科学的リテラシーの育成を目指すどころかむしろ妨害している感じを受けます。なぜなら疑問を追求することよりも答えを学ぶこと、科学的な思考よりも記憶、状況の理解よりも細切れの情報、議論よりも復唱、試すことよりも読むことを強調しすぎているからです。

科学の方法を学ぶことは知識の詰め込みだけではないはずです。科学の方法とは科学的な現象の背後に潜む原因について推測し、仮説を立て、データを収集し、科学的な実験・観察を計画し、最終的には問題となっている現象を説明する理論やモデルを構築することでもあります。ブラックボックスを用いて、生徒が科学的な合意への筋道を体得することを目指しています。


第二部 実験ワークショップ 14:00〜16:15
新規「プラスチック」をどう指導するか
講師:藤澤隆次/日本SEPUP研究会 研究会員、千葉県千葉市立蘇我中学校 教諭
新学習指導要領に新しく「プラスチック」の単元が入ってきました。プラスチックは身の回りに多く存在するために、どのように指導し、どのような実験が生徒にとって理解しやすいのか、その方法論は未開拓です。

日本SEPUP研究会では、数年間にわたって「身近なプラスチック」の教材化(モジュール)に取り組んできました。この「身近なプラスチック」は、学校授業で実際に試用して、幾度となく、その内容を改良してきた結果、完成したものです。そのために上記の疑問に答えることができる教材(モジュール)であると信じています。

わたしたちの身近にはプラスチック製品があふれています。そのプラスチック製品の中で、本当に「プラスチック」で作らなければならないのはどれだけあるのだろうか? このモジュールでは、新学習指導要領で示されているプラスチックの性質(柔軟性、傷つきやすさ、伸びる、熱の影響、耐薬品性、密度など)の効果的な指導法や実験法を示します。また、プラスチックの製造法、プラスチックの種類の多さやリサイクルにまで言及しています。さらに、プラスチックを使う社会全体の中で、リサイクルや製造にかかるエネルギーまでを考察し、プラスチックの知識をまとめていきます。


「水溶液と環境」の学習と実験
講師:鈴木勝浩/日本SEPUP研究会 研究会員、埼玉県春日部市立大沼中学校 教諭
新学習指導要領の「イオン」、「溶液」、「電解質」、「酸・アルカリ」、「中和反応」などを、効率よく、効果的な指導法と実験方法を示します。この「水溶液と環境」モジュールは、日本SEPUP 研究会が手がけた最初のものです。そのために授業事例も豊富で、必要に応じて改良を行ってきたモジュールです。

この「水溶液と廃液」は「化学物質調査」と「水溶液と廃液」の2つの部分で構成されています。前者では生徒が化学物質とその社会問題との関連についての意識調査をクラスと家庭で行い、自分たちと父母の意見や知識の違いについて話し合いを通じてまとめ、発表し、レポートを作成します。また、後者では優れた溶媒としての水の特性、ppm、濃度、希釈、酸、アルカリ、指示薬などについて実験を通じて学び、これを基に水質汚染の解決法の一つである廃液の希釈法と中和法について長所と短所を学習します。最終的に最良な廃液処理方法はどれかを根拠に基づいて決定していくものです。
モノが溶けるとは・・・ 希釈していくと・・・

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