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2010年6月9日
新学習指導要領対応
第10回 理科教育推進 実験セミナー
平成22年7月17日(土) 場所:北九州ハイツ
主催:日本理科教育支援センター 共催:日本SEPUP研究会
後援:北九州市教育委員会、 株式会社ナリカ

平成21年度から新学習指導要領の移行措置が開始されました。今回の改訂では理数教育の増強が一つの目玉です。しかし、授業においては内容の理解を促進するだけでなく、子どもたちに理科学習の楽しさや有用性を感じさせることが肝要です。そのような授業づくりのポイントを実際に体験していただきながらお伝えします。また、今回の学習指導要領改訂ではイオンやプラスチックなどの指導内容が追加となっています。日本SEPUP 研究会では必修理科の中でSEPUP 教材を組み合わせて扱うことによって、社会との関連を感じるような授業展開ができ、子どもたちに理科を学ぶ意義を感じさせることができる教材開発を実施しております。この中から、ブラックボックスと水溶液と環境を体験していただきます。
【 午 前 の 部 】
第一講座:新しい学習指導要領のポイント 10:00〜10:15
新学習指導要領を要約して解説。どのような点が最も重要視されているのか、特に「考察や理由を文章で書ける力を養う」ことや「理科を学ぶことの大切さを実感させる授業」について説明します。
第二講座:新しく入る実験の実験講習 10:15〜13:00
具体的に新しく入る実験を紹介しながら、実験を体験していただきます。
 1.電流による発熱 2.発電と蓄電 3.月と太陽・日食と月食 4.遺伝の規則性
【 午 後 の 部 】
第三講座:科学的リテラシーの育成を目指す手法体験 14:00〜15:40

児童生徒への科学的リテラシーの育成手法として「ブラックボックス」を体験していただきます。

第四講座:酸・アルカリ水溶液と濃度の実験講習 15:50〜17:00
日本SEPUP研究会が開発した「水溶液と環境」を使用した実験講習です。
 1.連続希釈と百万分率 2.酸・アルカリ・指示薬 3.酸・アルカリの中和反応
講師:小森栄治 / 日本理科教育支援センター代表、日本SEPUP研究会会長
講師:百武三郎 / 神奈川県藤沢市立御所見中学校教諭、日本SEPUP研究会副会長
場 所:北九州ハイツ 高砂の間  URL:http://www.k-heights812.co.jp/
期 日:平成22年7月17日(土)
時 間:午前の部 10:00〜13:00(9:45 受付開始)
午後の部 14:00〜17:20(13:45 受付開始)
対 象:小中学校教員及び教育関係者(学生含む、ただし現職派遣教員除く)
定 員:30名
資料代:終日分6,000円 半日分3,000円(学生半額、ただし現職派遣教員除く)
サンプル:お持ち帰り用のサンプルをご用意しています。
問い合わせ・申込先  別紙に必要事項をご記入のうえFAX にてお申し込みください。
 株式会社ナリカ   TEL:03-3833-0746 FAX:03-3833-0747
 URL http://www.narika.jp/
 〒101-0021 東京都千代田区外神田5-3-10 担当:和田 小野
注意:内容が変更になる場合があります。また、当日の昼食は各自でお願いします。

【 午 前 の 部 】
第一講座:新しい学習指導要領のポイント 10:00〜10:15
新学習指導要領を要約して解説し、そして、どのような点が最も重要視されているのかを説明します。特に、「考察や理由を文章で書ける力を養う」ことや「理科を学ぶことの大切さを実感させる授業」について説明します。
第二講座:新しく入る実験の実験講習 10:15〜13:00
具体的に新しく入る実験を紹介しながら、参加者の皆さんに体験していただく実技講座です。
1.発電と蓄電 小学校6年 平成22年度より実施
2.月と太陽 小学校6年 平成21年度より実施
日食と月食 中学校3年 平成22年度より実施
3.遺伝の規則性 中学校3年 平成22年度より実施
上記の実験を新しい装置を使いながら授業のポイントを解説し、実験を行っていただきます。
注意:内容が変更になる場合があります。予めご了承願います。
講師:小森栄治/日本理科教育支援センター 代表
1956年、埼玉県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。2008年3月まで埼玉県内の公立中学校に勤務。「理科は感動だ」をモットーにした理科室経営と理科授業で、子どもたちを理科好きにしてきた。
89年および03年に、ソニー賞(ソニー教育資金/ソニー子ども科学教育プログラム)最優秀賞を受賞。また03年には、第1回埼玉県優秀教員表彰、07年には第1回文部科学大臣表彰、08年には第1回辰野千壽教育賞(上越教育大学)を受ける。現在、日本理科教育支援センターを開設し代表を務める。著書に『理科の学力向上策』(明治図書出版)『中学校の「理科」がよくわかる本』(PHP研究所)、『考え、まとめ、発表する かんたん実験・理科のタネ』(光村教育図書)などがある。


【 午 後 の 部 】
第三講座:科学的リテラシーの育成を目指す手法体験 14:00〜15:40
【ブラックボックスを用いた方法】
「ブラックボックス」は日本SEPUP研究会が独自で開発した科学的リテラシーの育成の新しい手法です。新学習指導要領では生徒が自ら問題を見出し解決する実験・観察などを一層重視し、自然を探求する能力や態度を育成することの重要性が示されています。社会が成熟期に入り、答えが一つではない問題が山積する現代。その中で一つの方向性を示すには、科学的根拠に基づいた提案が必要であり、その上で同意を求めていく必要があります。科学の方法を学ぶことは知識の詰め込みではありません。現象の背後に潜む原因について推測し、仮説を立て、データを収集し、実験・観察を実施し、問題となっている現象を説明する理論やモデルを構築する。ブラックボックスは科学に対する興味関心を高め、科学的なものの見方や豊かな表現力を身につけさせることを目指しています。
第四講座:酸・アルカリ水溶液と濃度の実験講習 15:50〜17:00
【「プラスチック」と「水溶液と環境」を用いた方法】
日本SEPUP研究会が開発した「プラスチック」は新単元「プラスチック」をどのように実験を通じて指導するかを研究し、実験セットとしたものです。また、「水溶液と環境」では、溶媒として優れている水の特性、ppm、濃度、希釈、酸、アルカリ、指示薬などについての実験セットです。この実験セットの中から、以下の内容を体験していただきます。
  1. 「プラスチック特性」:プラスチックには多くの種類があり、種類によって特性が異なることを学習する。
  2. 「酸・アルカリの連続希釈とpH」:酸またはアルカリの溶液を希釈することで、pHの概念を学習する。
  3. 「酸・アルカリの中和反応」:酸とアルカリを混合したときの指示薬の色変化を観察し中和の概念を習得し、定量的実験法及びモル濃度の概念を学習する。
講師:百武三郎 / 神奈川県藤沢市立御所見中学校教諭、日本SEPUP研究会副会長
注意:内容が変更になる場合があります。予めご了承願います。

日本SEPUP 研究会とは・・・・
日本SEPUP研究会は、米国カルフォルニア大学バークレイ校で開発された科学教育プログラムSEPUP(Science Education for Public Understanding Program)の日本普及を目的に2001年より活動を行っています。私たちが生きていく上で生じる様々な環境破壊や汚染などの社会問題に対して、科学的手法を取り入れて様々な実験と結果、考察を通じて、自らが解決方法を見出すことができる生徒を育てることを目的としています。生徒が一人の社会人として科学を学びながら社会に参加できるような生徒中心の教材、なおかつ、生徒と教師双方にとって学び甲斐のある教材とマニュアルをセットしたモジュールの開発を行っています。

必修理科の授業において、問題解決的な学習など多くの指導法の工夫がなされています。しかし、ほとんどの場合、最終的には「オームの法則」や「質量保存の法則」などの法則性を発見し、理解することに重点を置いた指導となっています。 そのため、一つの正解があり、それ以外は間違いという考えを生徒が持ちやすいです。教科書どおりにならなかった実験結果は、間違いとして捨て去ってしまう傾向すらあります。また、生活との関連を扱うことが少ないため、生徒は理科授業で学ぶ内容や考え方が、日常生活や社会問題の解決に役立つと実感しにくい状況にあります。そこで、環境やエネルギーなどの社会問題を理解し、科学的な思考判断ができる市民に育てるという視点での理科指導が必要です。新学習指導要領には、上記の主旨が含まれており、方向性の一致をみることができます。
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